映画: Tsutomo Kojima

  • 1924
    街の子

    街の子 (1924)

    街の子

    01924HD

    連鎖劇の撮影、記録映画や教育映画などを手掛けていた東京シネマ商会(代表芹川政一、東京小石川に本社)が、劇団新劇協会の主宰者・畑中蓼坡を監督にして製作した社会教育映画。畑中は新劇の演出家兼俳優であったが、監督デビュー作『寒椿』(1921年国活製作、主演:井上正夫、水谷八重子)が好評を博し、これが二本目の監督作品。サーストンの小説「少年僧正」を野村愛正が脚色し、夏川静江を主役に抜擢。静江は当時満14歳、新劇では名子役として数々の舞台を踏んでいたが、映画の主役は初めて。舞台では、メーテルリンクの「青い...

    街の子