映画: Mikio Narita
- 1984
北の螢 (1984)
北の螢5.31984HD
明治時代、北海道開拓の先兵として強制労働を強いられた囚人たちと彼らを収容する樺戸集治監の管理者たちとの血で血を洗う葛藤、そこに集まってきた女たちの愛憎を描く。...
- 1983
里見八犬伝 (1983)
里見八犬伝5.81983HD
かつて素藤の父に輿入れし蟇田領で酒池肉林と暴虐の限りを尽くした玉梓 (たまづさ) は、里見家に討ち滅ぼされた怨念を晴らすために妖怪の首領として蘇えり、息子の蟇田素藤 (ひきたもとふじ) と家来に命じ、里見家の館山城に攻め入った。里見家は滅ぼされ、静姫と一部の家来は生き延びるが、玉梓の追手が迫ってくる。伏姫の体から飛び散った、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の各字を刻んだ八つの霊玉を持った八剣士は、それぞれの立場で生きていた。やがて彼らは運命に導かれ、静姫のもとに集まり、玉梓の野望を砕くため、戦いを...
- 1974
御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判 (1974)
御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判5.91974HD
近ごろ、江戸城のお堀端で女の幽霊が夜ごと出没するという話を聞いて、江戸北町奉行所の切れ者の同心・板見半蔵は、早速調査を開始。幽霊に扮した女を捕まえ、さらには堀の中から小判を詰めた大量の竹槍を発見した半蔵は、きっと何者かがお堀端近くの江戸城の御金蔵から小判を盗み出し、その見張り役として幽霊を仕立てたのに違いないとにらむ。やがて半蔵は、盲目の検校で高利貸しもする石山が、最近妙に羽振りがいいことを知る。...
- 1986
極道の妻たち (1986)
極道の妻たち5.61986HD
粟津環は堂本組若頭補佐で粟津組組長の妻である。気丈な彼女は、服役中の夫・等に変わり組を守っていたが、堂本組総長が急死した。関西を拠点に全国的に勢力を持つ堂本組は、傘下組員二万人の暴力団で、粟津組はその直系である。堂本組の跡目相続人は、故人の遺言によって若頭の柿沼に決定した。これを不満とする舎弟頭の蔵川は、同補佐の小磯らを引き連れて朋竜会を結成したが環はあくまで堂本に忠誠を尽し、小磯の誘いを拒否する。...
- 1979
戦国自衛隊 (1979)
戦国自衛隊6.11979HD
伊庭義明三尉を隊長とする、近代武器で武装した21名の陸上自衛隊員は、演習に参加するための移動時に突然、補給地ごと戦国時代にタイムスリップしてしまった。戸惑っている彼らに長尾平三景虎が家来と共に会いに来た。景虎は伊庭と初めて会った瞬間「同族じゃ」と気に入り、異なる服装・武器に惹かれ、仲間にしたいと考える。タイムスリップした現実を安易に受け入れられなかった伊庭と自衛隊員たち。しかし景虎らに遭遇し、景虎と敵対する戦国大名のゲリラ軍に襲撃され仲間が死亡。そして景虎の戦を目の当たりにしたことで、戦国時代に...
- 1973
仁義なき戦い (1973)
仁義なき戦い7.41973HD
敗戦直後の広島県呉市。闇市の食堂でレコードを聞いていた広能昌三のもとへ友人が怪我をして駆け込んでくる。刀を振り回している暴漢に襲われたと言い山守組へ連絡を頼まれた広能は事務所におもむき大勢で現場に駆けつけ、広能は暴漢を射殺するが逮捕され刑務所に収監されてしまう。...
- 1982
伊賀忍法帖 (1982)
伊賀忍法帖5.61982HD
戦国の世に現れた謎の男・果心居士。彼は様々な術を操り、その目撃・体験談は多くの場所で語られていた。彼が武将松永弾正のもとに呼び出された。弾正は三好義興の妻・右京太夫に恋心を抱いており、どうにかして彼女を手篭めにしようと企んでいたのだった。そこで果心が提案したのは「淫石」を作るという計画だった。「淫石」とはすなわちどんな女の心も蕩かすという催淫剤のこと。それは、女達を果心の配下である七人の忍法僧が強姦し、そこから得られる愛液を煮詰めることによって作られる。その計画のおぞましさに、居合わせた千宗易、...
- 1978
赤穂城断絶 (1978)
赤穂城断絶6.61978HD
「柳生一族の陰謀」の深作欣二と萬屋錦之介が忠臣蔵に挑んだ大型時代劇。様式美にとらわれないドキュメンタリータッチの作風で描く。 吉良上野介に対し刃傷に及んだ浅野内匠頭が切腹させられ、赤穂はお家断絶となり、領地を召し上げられてしまう。大石内蔵助は家臣たちから誓紙血判を集め、仇討ちの準備を始める。...
- 1973
仁義なき戦い 広島死闘篇 (1973)
仁義なき戦い 広島死闘篇7.41973HD
1950年(昭和25年)、広島市。無銭飲食により博徒大友組・大友勝利のリンチを受けた復員兵・山中正治は、村岡組組長・村岡常夫の姪で未亡人である上原靖子によって手厚く看病される。その縁で山中は村岡組組員となるが、ふとした事から靖子と男女の関係となり、それが村岡組長の逆鱗に触れ山中は若頭・松永の指示で九州へ逃れる。しかし九州での和田組組長射殺事件により山中の名は裏社会で大きく轟くこととなり、山中は広島への帰参を許され、靖子との交際も村岡組長の認める所となった。...
- 1987
吉原炎上 (1987)
吉原炎上5.31987HD
吉原遊廓では借金に縛られた娘たちが六年の年季が明けるまで春を売っていた。久乃がここ吉原の“中梅楼”に遊女として売られてきたのは十八歳の春。明治の末のことである。中梅楼には花魁の筆頭とも言うべき、お職の九重をはじめ、二番太天の吉里、三番太天の小花に次いで、菊川などさまざまな遊女がそれぞれ艶を競っていた。...
- 1973
女囚さそり けもの部屋 (1973)
女囚さそり けもの部屋6.81973HD
刑務所から脱獄し、街を逃走中の松島ナミは、地下鉄の車内にいるところを刑事の権藤に見つかり、手錠をかけられるが、ドスで相手の腕を切り落とし、血まみれの腕と手錠を自分の手首にぶら下げながら、なおも必死で街を逃げ回る。ナミは、中川ユキという若い女性に助けられ、彼女と親しくなるが、ユキは不幸な身の上の売春婦だった。その一方でナミは、彼女の正体を知る鮫島カツという悪女に捕まり、監禁される事態となる。...
- 1978
柳生一族の陰謀 (1978)
柳生一族の陰謀7.11978HD
将軍秀忠の死後、長男の家光を擁する柳生一派と、次男の忠長を推す一派が、幕府や朝廷を巻き込んで戦いを繰り広げる。深作監督初の時代劇。出演は千葉真一、萬屋錦之介、松方弘樹、丹波哲郎ら。...
- 1979
闇の狩人 (1979)
闇の狩人6.51979HD
老中・田沼意次が幕政を裏で操り、金権政治による腐敗が世にはびこる徳川10代将軍・家治の時代。市民生活の舞台裏では、金で殺しを請け負う“闇の狩人”たちが暗躍していた。ある事件をきっかけに記憶を失っていた浪人の谷川はひょんなことから闇の狩人の元締めのひとり、五名の下で働くようになる。やがて五名は、元北前藩の悪徳家老・下国左門から、お家再興を願う元藩士たちを亡き者にするよう殺しの依頼を受けるのだが…。...
- 1979
白昼の死角 (1979)
白昼の死角71979HD
戦後、東大法学部の学生が設立した金融会社“太陽クラブ”は急成長を遂げたが、メンバーの隅田がヤミ金融容疑で検挙され焼身自殺を図る。残された鶴岡は新たに六甲商事を設立し、企業から次々と金を騙し取った。東京地検の福永検事は鶴岡をマークするが、彼は証拠を残さずに犯罪を繰り返すのだった。...
- 1983
陽暉楼 (1983)
陽暉楼6.41983HD
大正元年、太田勝造は呂鶴と駆け落ちし娘の桃若をもうけるが、呂鶴は追っ手に殺害されてしまう。勝造は桃若を連れて高知の遊郭「陽暉楼」を訪れる。二十年後、桃若は陽暉楼の売れっ子になっていた。勝造は大阪に珠子という女を囲っていたが、珠子は呂鶴に瓜二つの桃若に激しく嫉妬、陽暉楼に身を売ろうとするが女将に断られてしまう。...
- 1978
宇宙からのメッセージ (1978)
宇宙からのメッセージ5.71978HD
深作欣二がスターウォーズブームの中製作した便乗映画。ストーリーは里見八犬伝に材を採っていたりと安直な部分もあるが、ビック・モローの起用、原寸大のリアベ号の建造など話題性は充分だった。『スター・ウォーズ』に比べ特撮の出来は見劣りはするものの、合成を使わずに戦闘機の追跡シーンを作り上げた点などが海外では高く評価された。 アンドロメダ星雲の惑星ジルーシアは皇帝ロクセイア12世の率いるガバナス帝国の侵略によって「惑星大要塞」へと改造されてしまっていた。ジルーシア人の大酋長キドは奇跡の救い手の勇者を求め...
- 1981
魔界転生 (1981)
魔界転生5.91981HD
寛永の時代のある夜、島原の乱で殉死したはずの天草四郎が再び命を取り戻す。彼は自分と同じように不本意な死に追いやられた人々を集め、時の将軍家綱に復讐を開始するが、彼ら魔界衆の前に柳生十兵衛が敢然と立ちふさがった。...
- 1975
けんか空手 極真無頼拳 (1975)
けんか空手 極真無頼拳6.81975HD
人気劇画「空手バカ一代」をベースに、極真空手の生みの親・大山倍達の波乱に満ちた半生を描いた「けんか空手」シリーズ第2弾。“けんか空手”で一躍その名を轟かせ、猛牛を手刀一拳で仕留めて“牛殺し”の異名をも持つ大山倍達。だが彼は、関係者たちの非難を浴び、空手界から孤立した。――それから数年後、ひとり山で修行を積んだ大山が戻ってきた。...
- 1973
仁義なき戦い 代理戦争 (1973)
仁義なき戦い 代理戦争7.21973HD
昭和35年の広島市繁華街、白昼にやくざの杉原が殺される。所詮、ばくちのもつれによる殺しだが杉原は病気療養中の村岡組長の舎弟であり、彼の死で村岡組の跡目が空席となる。組の継承は組長から直盃を下ろされた者のみ資格があり順当にいけば村岡舎弟である打本昇[打本組]のはずだが、杉原の仇を討たないため周囲から推されずにいた。...
- 1982
鬼龍院花子の生涯 (1982)
鬼龍院花子の生涯6.31982HD
土佐の侠客である鬼龍院政五郎は、大正10年に松恵という養女を取った。松恵は政五郎の身の回りの世話をしながら成長する。政五郎は末長という男と対立していたが、末長の妻が経営する料亭からさらった娘つるを妾にした。つるは翌年、政五郎の娘を出産。娘は花子と名付けられた。花子が女学生になったころ、政五郎は高校教師の田辺と知り合い意気投合、十六歳になった花子の婿にしようとする。しかし田辺は松恵と愛し合うようになっていた。...